3バックの面白さ
戦術を定める上で、まずはフォーメーションを決めることが求められます。
4バックか3バックか。最終ラインのこれを定めることは戦術に大きな影響を与えます。
どちらにもメリットがあり、デメリットがあります。
本日はこれをベースに僕の思う3バック論について話していきたいと思います!!
メリット
4バックでの組み立てと違い、中央にCBがいることで、中盤の選手を落とす必要がありません。中盤の選手を落とす必要がないことで、技術のある選手はより高い位置でプレーできます。
二つ目は、守備的なフォーメーションへの変化が容易な点です。
ウィングバック(WB)を落とすことで、5バックシステムへの変更が容易になります。
戦術を多く持つことは、勝ちに直結します。
そして最後に、守備面で安定することです。
ディフェンスに優れた選手を、最終ラインに三枚並べることにより守備が固くなることは間違いありません。
と、まあこれ以外にもメリットは様々あるのですが、ダラダラ話しても仕方ないのでデメリットに移りたい思います。
デメリット
サイドバックを配置しないため、サイドでの守備に不安が残る点です。
CBの一角が飛び出せば解決という問題でもなく、空いたスペースを中盤の選手がカバーすることが求められますが、中盤の選手のより柔軟なカバーが求められます。
サイドにあるスペースをどのようにケアするのか
という問題を抱えること自体もデメリットと言えます。
ここで、3バックならではのポジション「WB」についてお話しします。
サイドのスペースをケアするタスク、攻撃参加のタスクが伴うこのポジションには当然のことながら、技術・体力の両方が求められます。
これをきっちりとこなせる選手は多くありません。
また、サイド攻撃において多くの役割を担います。
自らの突破、サイドのウラのスペースを狙うFWへの正確なパスの供給に加え、クロッサーとしての責務。
これだけ多くのタスクをこなす選手には当然、高い戦術理解が求められます。
このような選手は多くないため、学生スポーツにおいては「出来ない」可能性もあり
これもデメリットの一つかと思われます。
最後に
ぼく個人としては3バックはかなり強いと思います。
もしかしたら、今以上に流行する可能性もあるかと思います。
ただ、WBがどうしても難しいかなとも思います。
今回はこのあたりで、失礼したいと思います。
是非、次回もよろしくお願いいたします・・!!