体育会大学生の自由なサッカーブログ

現役だからわかること。GKだからわかること。を心がけます。

練習から読み解く~ウォルバーハンプトン編~part2

こんにちは。昨日に引き続き、ウルブズの練習を紐解いていこうと思います。

 

今日はGKにフォーカスを当てて公開された映像を見ていきます!!

 

youtu.be

 

キーパー以外の皆さんは普段GKのトレーニングを詳しく見る機会は少ないかと思います。

 

ウルブズのGK陣は3人。

 

ポルトガル代表のルイ・パトリシオ。背番号の11番が特徴的な選手です。

そしてジョン・ラディ。元イングランド代表の33歳。ベテランです。

最後はアンドレス・ソンダガード。デンマーク出身の19歳。若手の有望株です。

 

その3人で行われる最初のメニューはフィジカルトレーニングからです。

ピッチにでる前にダンベルなどで負荷をかけるのは意外でした。

 

ぼくのイメージでは筋トレは練習後だったのですが、練習前の筋トレは筋肉を起こし、練習でフルパフォーマンスを出すためのものらしいです。

 

負荷はかけすぎないものっぽいですね。

 

次はウォーミングアップです。可動域拡大系のメニューはフィールドの選手と一緒にこなしていますね。

 

ラダーからのボールタッチまで、フィールドに混ざります。

 

GKトレーニングに入っても、最初はボールタッチの確認をします。

ドリブルなどのメニューも取り入れていることから、足元の技術がどれだけ重要視されているかが伺えますね。

 

いよいよキャッチングに入ります。

 

パスを受ける→リターン→正面キャッチ

パスを受ける→リターン→セービング

 

セービングは距離的に、クロスステップでガッツリ足を運ぶことが要求されていますね。

ルイ・パトリシオのステップを見ると、大きく手を使ってスピードを出しています

 

次に反転からのキャッチングです。

合図で反転→グラウンダーキャッチ(正面)→浮き球キャッチ(正面)

 

正面これの意図としては、身のこなしの向上でしょうか。

1つ予備動作を入れることで、体のバランスを保つことは難しくなります。

ボディバランスを保ちながらのキャッチング、と言ったイメージでしょうか。

 

そして、フィールドと合流しての、シュート練習が始まります。

 

DFがゴリゴリ奪っている印象もないので、攻撃の形付けを意識したメニューでしょうか。

 

ポジションごとに立ち位置を分けて、数人でゴールへ運んでいきます。

 

距離感を見ても、これを止めろっていうのは結構理不尽だろって思うのですが・・・

攻撃の形を意図としていると言われれば、まあ納得です。

 

それでもちょいちょいビックセーブ見せるんですから、バケモノですね。笑

 

最後にゲームです。

まず最初に、強度が高いです。

バッチバチに体をぶつけています。

 

ジョン・ラディのディレイのコーチングが響いていますね~

 

ほとんどフルでコーチングし続けているのが見て取れます。

 

パトリシオもプレジャンプの使い方がめちゃくちゃ上手い。

プレジャンプでタイミングをあわせて、最短距離でボールにアタック。

はじくコースも完璧。

 

勉強になります。笑

 

今回こんなところで失礼させていただきます!

 

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