ポジション別戦術タスク ~ゲームメイカー編~
ゲームメイカーに求められる能力とは
パスサッカーを構築するチームが増えている中で、中心でゲームを組み立てる役割の選手は必要不可欠である。
そんなゲームメイカーに求められる役割とはなんだろうか。
①視野の確保
まず中盤の底からゲームを組み立てる上で、初めから後ろに選択肢がある選手は論外。
真ん中で受けたはいいけど、全部サイドに振って全くチャンスが生めない選手も。
視野をしっかり確保した上でチームのストロングポイントを活かすために動かなければなりません。ぼくの思う世界一のアンカー、セルヒオ・ブスケッツのような・・・
視野の確保が巧みな選手は相手の中盤が、プレスをかけに飛び出すのに対して先手を取れます。ファーストチョイスで前を向ける。これは大きいです。
②タメを作る
前が向けたのは良いが、選択肢がない。こうなった時にタメを作って味方のスライドや抜け出しの時間を作れる選手は重宝される。
わざと後ろを向き、自分にプレスを向けてパスコースを確保することや、目線1つで相手のプレスの向きを変えることのできるルカ・モドリッチやハメス・ロドリゲスのような選手は平気でこのようなプレーをします。
これができれば、相手の中盤のライン突破が可能になります。
③相手のスキをチャンスに変える判断
相手の中盤がプレスバックをサボる瞬間や、わきが緩くなる瞬間を突き、キラーパスが通せる、もしくは自分自身がランニングできる選手である。
ポール・ポグバなどはこれらの動きに長けている。
(イスコやラビオがわきを抜かれてピンチを招くシーンを見てきた気がする)
④違いが作れる選手
中盤が一人で相手を剥がせてしまえば、最強です。
ゲームをコントロールする選手が、中央で単独で相手のラインを突破できたとしたら、ほぼ間違いなくチャンスになります。
リスクは伴いますが、これができてしまえば最強です。
と、まあ今回はこのへんで失礼させていただこうと思います!
今回も読んでいただきありがとうございます✌
是非、読者になっていただければ幸いです。