プレミアリーグ GKを勝手に展望!part2「準備の質」
チェルシーFC:ケパ・アリサバラガ
初めに少し余談ですが・・・ぼくは所属チームでGKを務めており、ブログではGKについての記事が多いかと思われます。
この記事を読んで頂いている方々の中には、GKが本職でない方や「サッカーを見ることが好きなんだけど、普段GKには注目しないかな~」なんて方も多いかと思います。
しかし、そんな方々にも是非ブログに目を通して頂きたいのです。
ぼくはGKについて理解することは、ご自身がプレーする際や試合の分析などに必ず役立つと思っています。
GKだけでなく、サッカーを知るうえで全てのポジションの特性を理解することは本当に大事なことです。
前置き長くなってしまい申し訳ありません・・本題に入ります!
ケパ・アリザパラガ
国籍はスペイン。2018シーズンにアスレティック・ビルバオから移籍。移籍金は推定103億円。ティボー・クルトワの後釜として加入する形となりました。
ケパは今期失点率がリーグ最低となり、一時チェルシーでスタメン落ちを経験しました。その際のベンチでチームメイトをサポートする姿が素晴らしく、人間性の良さも話題となりました。
その他にもELフランクフルト戦で見せた、正面PKストップなどは印象的ですね。
今回は、そんな彼の至近距離でのシュートストップについてお話ししたいと思います!
動画を見て頂いた方はお気づきかもしれませんが、ぼくは彼の至近距離でのセーブが印象的です。
シュートを止めるために必要なスキルは反応の速さだけではありません。
ズバリ、一番大事なことは準備の質です。
準備の質と一括りにしましたが今回考察するのはその中の2つ。
①プレジャンプ
①のプレジャンプとは、シュートが打たれる直前に少しジャンプをし、シュートに反応しやすくするものです。
これは、指導者の中でも意見がかなり別れる技術です。
ケパの動きを見ると、プレジャンプと同時に、直前で手を後ろに振り上げスムーズにシュートストップしています。
これは、マヌエル・ノイアーなどにも見られる動作です。
このように、自らの動作でシュートに対してタイミング合わせやすくする技術。
習得できたらプレーの幅が広がるかもしれません。
②ワイドスタンス
この言葉は、ケパの「構え」を見るとすぐにわかると思います。
ケパが至近距離のシュートをセーブする際、足を大きく開いて構えているのがおわかりいただけるでしょうか。
ぼくはこの構えこそ、足を速く出すための秘密だと思っています。
至近距離でシュートを受ける際、ステップを踏み移動している時間はありません。
瞬時に反応して、シュートに対応しなければなりません。
個人差こそあるよ思いますが、GKは距離によって準備の内容を変えなくてはなりません。
様々なボールの位置によって、自分が最もシュートを止められる準備を模索すること。
これもとても大事な技術だと思います!!
トレーニングの動画でも紹介した技術がわかりやすく見れると思うので貼っておきます
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
次はシェフィールドのヘンダーソンについてでも書こうかな・・・
頑張って更新するので是非次回もよろしくお願いいたします!
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