体育会大学生の自由なサッカーブログ

現役だからわかること。GKだからわかること。を心がけます。

プレミアリーグ GKを勝手に展望!part5「経験値という武器」

トッテナム・ホットスパーFCウーゴ・ロリス

 

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国籍はフランス。代表でもクラブでも主将を務めます。

33歳の彼は2012年にニースから移籍して以来、トッテナムゴールマウスを守り続ける守護神です。

ロシアW杯ではチームを優勝に導いた世界最高峰のGKの一人です。

 

GKというポジション 

GKはフィールドの選手に比べ、活躍できる年齢が幅広いです。

ジャンルイジ・ブッフォンをはじめとする多くのベテランGKが今も現役プレイヤーとして活躍しています。

 

その理由としては、体力面での消耗が激しくない。という点以外にも

経験値が武器になるという点が大きいです。

 

GKの経験値は高ければ高いほど良いものであると考えています。

 

彼がスタメンを張り続け、活躍を続けることの出来る理由は何か。

今日はこれについて考えていきたいと思います。

 

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経験値=判断能力

GKは求められるプレーが、状況によって大きく変わります。

そしてこれは時代が進むにつれて減っていくものではありません。

むしろ増えていくものです。

 

GKのトレーニングは、基本的には実践を意識し取り組めるものが多い傾向にあります。

なぜなら、試合に似た構図を作って練習する事が試合でのシュートストップに直結する為です。

要するに、練習することで経験値を稼いでいるのです。

 

ロリスは、クラブでの出場に加えて代表としての出場も多く、経験豊富な選手です。

その経験は至るところに現れます

 

セービング時の体の崩し方には無駄がなく、起き上がるスピードスピードも速い。

至近距離のシュートに対しての反応も素晴らしいです。

ビルドアップなどが問題視されることもありますが、それをもってしてもの能力値のアベレージは高いと言えるでしょう。

 

プレーの安定に加えて、いざという時に止めてくれるGKはゲームの流れを変えます。

 

信頼のあるGKが最後尾を固めることは、チームにとって大きなものです。

 

経験値の高さが生む、安定感のあるプレー。

長くクラブ、代表のゴールを守ってきた自信。

選手、スタッフ、ファンからの信頼。

 

これらが、彼の活躍に紐づいているのではないでしょうか!

 

ロシアW杯で日本のゴールマウス川島永嗣選手はが守ったのも、このような理由も含めてである可能性も大いにあると思います。

 

とはいえ、年齢を重ねるにつれ、体のコンディションの維持は難しくなります。

彼らのようなベテラン選手の努力は称えるべきもべきものである。

ということに、変わりありません。

 

いかがでしょうか!

次こそレノを書きたい・・・書きます!笑

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回お会いしましょう!

3バックの面白さ

戦術を定める上で、まずはフォーメーションを決めることが求められます。

 

4バックか3バックか。最終ラインのこれを定めることは戦術に大きな影響を与えます。

 

どちらにもメリットがあり、デメリットがあります。

 

本日はこれをベースに僕の思う3バック論について話していきたいと思います!!

 

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メリット

4バックでの組み立てと違い、中央にCBがいることで、中盤の選手を落とす必要がありません。中盤の選手を落とす必要がないことで、技術のある選手はより高い位置でプレーできます。

 

二つ目は、守備的なフォーメーションへの変化が容易な点です

ウィングバック(WB)を落とすことで、5バックシステムへの変更が容易になります。

戦術を多く持つことは、勝ちに直結します。

 

そして最後に、守備面で安定することです。

ディフェンスに優れた選手を、最終ラインに三枚並べることにより守備が固くなることは間違いありません。

 

と、まあこれ以外にもメリットは様々あるのですが、ダラダラ話しても仕方ないのでデメリットに移りたい思います。

 

デメリット

サイドバックを配置しないため、サイドでの守備に不安が残る点です。

CBの一角が飛び出せば解決という問題でもなく、空いたスペースを中盤の選手がカバーすることが求められますが、中盤の選手のより柔軟なカバーが求められます。

 

サイドにあるスペースをどのようにケアするのか

という問題を抱えること自体もデメリットと言えます。

 

ここで、3バックならではのポジション「WB」についてお話しします。

 

サイドのスペースをケアするタスク、攻撃参加のタスクが伴うこのポジションには当然のことながら、技術・体力の両方が求められます。

 

これをきっちりとこなせる選手は多くありません。

また、サイド攻撃において多くの役割を担います。

自らの突破、サイドのウラのスペースを狙うFWへの正確なパスの供給に加え、クロッサーとしての責務。

 

これだけ多くのタスクをこなす選手には当然、高い戦術理解が求められます。

 

このような選手は多くないため、学生スポーツにおいては「出来ない」可能性もあり

これもデメリットの一つかと思われます。

 

最後に

ぼく個人としては3バックはかなり強いと思います。

もしかしたら、今以上に流行する可能性もあるかと思います。

ただ、WBがどうしても難しいかなとも思います。

 

今回はこのあたりで、失礼したいと思います。

是非、次回もよろしくお願いいたします・・!!

サッカー観戦をより面白くするコツ

お題「#おうち時間

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皆様、おうち時間が求められる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 

最近Twitterを見ていると、ブンデスリーガの再開や移籍市場の動きもありタイムラインが賑わいをみせているよう感じます!

 

そんなサッカーファンたちを見ていて

 

「サッカー楽しんでるなぁ」

 

と、とても感じる毎日です。

 

この先、Jリーグが再開したり、欧州リーグが再開したりと明るいニュースは多くなることが予想されます!

 

これはサッカーに関わらず、全てのスポーツに言えることだと思います。

是非、暇つぶしにでも読んでいってください!

 

応援するチームを作る

これは言葉の通りです。自分の応援したい!と思うチームを持ってみることでサッカー自体に興味を持ってゆく可能性もあります。

 

好きなチームを作るためのきっかけは、正直何でもいいと思います!!!

 

ここでも何個か紹介していきます!

 

・好きな選手のいるチームを応援する

 

・サッカーを見て勉強し、自分のプレーに反映させることで上達を目指す

 

・カッコ良いユニフォームのチームを見つけて、何試合か見てみる

 

・自分の好きなサッカーをするチームを探してみる

 

現役の選手には、サッカーを見て勉強!という意識を持ってサッカーを見ていただけることが、一番かと思います。

 

今サッカーに興味がない方も、おうち時間にYouTubeなどでぜひサッカーを見て頂きたいです!!

 

ユニフォームの格好良さでファンになるなんて、と思う方もいるかもしれませんが最初はみんな所謂「にわかファン」です!

 

 

是非、触れるだけでも!!と僕は思います!

今日はこんなところで、失礼させていただきます!

 

あと少しの辛抱です、皆さん頑張りましょう!!

 

 

Amazon prime ALL OR NOTHING ブラジル代表から得るものを考える

ALL OR NOTHING Brazil National Team

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今回はAmazon prime originalのブラジル代表、通称セレソンに密着したドキュメンタリーのレビューです。
ここでは内容を少し掘り下げ応用法などについて話したいと思います。
ネタバレが大きく作用する作品ではないと思いますが、なるべく注意しながら進めさせていただきます!

 

2話 共に戦い、共に祈る

 

前回の最後に少し触れましたが、題名にある通り今回はセレソンと宗教についての映像を見ることができます。

 

とても貴重な映像だと思います。

 

2話では親善試合のホンジュラス戦、コパ・アメリカ初戦のベネズエラ戦を中心とした構成です。

セレソンは試合前、試合後にイエスキリストに向けて祈りを捧げます。チーム全員で輪を作って祈る姿は、日本ではあまり馴染みがないかもしれません。

 

何か絶対的に信じることがある。これも代表選手のメンタルの強さに関係しているかもしれませんね。

 

「日本人はメンタルが弱い!」という意見を何度か耳にしたことがあります。
宗教と何か関係があるのかどうかは分かりませんが、もし自分自身のメンタルが弱いと感じるかたは

 

何か「これだけは!」と思うものを信じてみるのも良いかもしれません。信念や家族のためなんて言う理由でも効果はあるかもしれません。

機会があればこれらのことも記事にしてみようと思います!!!

 

もう1つメンタルのことをお話したいと思います。チェルシー所属のウィリアンとリヴァプール所属のアリソンのインタビューです。

特殊な形での召集となったウィリアン。どんな心境なのか気になったのですが・・・
ある意味僕の予想を反した返答になっていました。物事を肯定的に捉える力と言いますか。絶対にチャンスをものにしようというマインドに脱帽です。

 

そしてアリソンについてです。兄との関係について触れながらインタビューが進みます。
そんななか、アリソンは兄の練習をひたすら見て学んだ、と。
幼い頃そのように技術を吸収したと言います。僕の小学生時代。見て吸収しよう意図的に取り組むなんて考えもしなかったと思います。ただ歳を重ねるにつれこの「技術を吸収する技術」は大事なことであると実感できます。

 

歳を重ねると言ってもまだ19歳の未熟者なのですが(笑)
国の不満と向かい合う選手の振る舞いに感服させられますね。

 

読んでいただきありがとうございます!

 

次回は練習の様子などに触れながら見ていきたいと思います。

 

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プレミアリーグ GKを勝手に展望!part4「GKの速さ」

ニューカッスルユナイテッドFC:マーティン・ドゥブラフカ

 

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コーナー化を目指して始めたこの記事も、4人目を迎えました。

 

これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします・・・

 

さて今日は、プレミア屈指のシュートストッパーであり、美人なガールフレンドがいることでも有名なドゥブラフカ選手をご紹介させていただきます。

 

国籍はスロバキア。世代別~A代表にもコンスタントに呼ばれるスペシャルな選手です。

2018年にチェコリーグのACスパルタ・プラハから移籍。5年半契約を結び加入しました。

今期はプレミアリーグでも最多セーブを記録しており、活躍が目立っていたGKの1人です。

ただ、中断前の29節で膝を負傷し、離脱が発表されていました。

 

本日はニューカッスルの最後尾を支えるドゥブラフカ選手の切り替えに着目して紹介致します。

 

皆さんは「GKの切り替え」と言われると何を想像するでしょうか。

攻守の切り替えに伴うフィードや、失点後のメンタルに目が向くかもしれません。

 

しかし今回は一本目のシュートとそれらによって生じるこぼれ球。その間に登場するGKの切り替え技術、「立ち上がる」ことにについて解説したいと思います。

 

ドゥブラフカ選手のプレーをご覧ください・・・

 

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立ち上がるスピードが尋常じゃない。スーパーセーブに加えて、こぼれ球に対してもこの反応をみせては、付け入るスキがありません。

 

彼の動きに着目します。

1つ目のシュートに対して反応し、セービングをした後の足。

しっかりとたたまれていることがわかります。人間は構造上、体が伸び、手足がバラバラな状態で立ち上がることは不可能です。

 

しっかり体をたたむことが求められますが、彼はそれをプレーの流れの中で完成させます。

 

そしてセービングした方向の手(左にセービングした場合は左手)を用いることで、素早く立ち上がります。

 

ボールが反対にこぼれた場合は尻を起点に回転し、反対に立ち上がる姿勢を作ります。

 

この時、同様に見られる要素として向き「頭の向き」が挙げられます。

人体において最も重いとされる頭部を立ち上がりたい方向に向けることで、よりスピーディーに立ち上がることが可能です。

 

今回はここまで・・・

ぜひ、再開後のシーズンでもドゥブラフカ選手に注目してみてはいかがでしょうか!

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!!

また次回もよろしくお願い致します!

 

気に入って頂けましたら、読者になっていただければ嬉しいです!

良ければ、いいねや拡散もお願いいたします・・

 

 

ポジション別戦術タスク ~ゲームメイカー編~

ゲームメイカーに求められる能力とは

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パスサッカーを構築するチームが増えている中で、中心でゲームを組み立てる役割の選手は必要不可欠である。

 

そんなゲームメイカーに求められる役割とはなんだろうか。

 

 

 

①視野の確保

まず中盤の底からゲームを組み立てる上で、初めから後ろに選択肢がある選手は論外。

真ん中で受けたはいいけど、全部サイドに振って全くチャンスが生めない選手も。

 

視野をしっかり確保した上でチームのストロングポイントを活かすために動かなければなりません。ぼくの思う世界一のアンカー、セルヒオ・ブスケッツのような・・・

 

視野の確保が巧みな選手は相手の中盤が、プレスをかけに飛び出すのに対して先手を取れます。ファーストチョイスで前を向ける。これは大きいです。

 

②タメを作る

前が向けたのは良いが、選択肢がない。こうなった時にタメを作って味方のスライドや抜け出しの時間を作れる選手は重宝される。

わざと後ろを向き、自分にプレスを向けてパスコースを確保することや、目線1つで相手のプレスの向きを変えることのできるルカ・モドリッチハメス・ロドリゲスのような選手は平気でこのようなプレーをします。

これができれば、相手の中盤のライン突破が可能になります。

 

③相手のスキをチャンスに変える判断

相手の中盤がプレスバックをサボる瞬間や、わきが緩くなる瞬間を突き、キラーパスが通せる、もしくは自分自身がランニングできる選手である。

ポール・ポグバなどはこれらの動きに長けている。

 

(イスコやラビオがわきを抜かれてピンチを招くシーンを見てきた気がする)

 

④違いが作れる選手

中盤が一人で相手を剥がせてしまえば、最強です。

ゲームをコントロールする選手が、中央で単独で相手のラインを突破できたとしたら、ほぼ間違いなくチャンスになります。

 

リスクは伴いますが、これができてしまえば最強です。

 

 

 

と、まあ今回はこのへんで失礼させていただこうと思います!

今回も読んでいただきありがとうございます✌

 

是非、読者になっていただければ幸いです。

Amazon prime ALL OR NOTHING ブラジル代表から得るものを考える

ALL OR NOTHING Brazil National Team

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今回はAmazon prime originalのブラジル代表、通称セレソンに密着したドキュメンタリーのレビューです。
ここでは内容を少し掘り下げ応用法などについて話したいと思います。
ネタバレが大きく作用する作品ではないと思いますが、なるべく注意しながら進めさせていただきます!

 

1話 勝利の義務

 

セレソン特集と聞けば、サッカーファンの方々は心を躍らせますよね・・?
僕はとても期待して鑑賞を始めました。まず初めに感じたこと、、、画質がヤバい!!!

 

4Kだけあってめちゃめちゃ綺麗。iPadで見ていたんですが、素人ながら映像に凄みを感じました。

 

それと、オープニングがかっこよすぎ!何の音楽だろう。本編入る前からテンション上がるなぁ

さて、本編の内容はというと

マンチェスターシティの密着に比べると、個人にフォーカスを当てるというより、監督とか組織全体を捉えて放送するのかなって感じ。ただ、代表の裏側なんて見たかとがないし、最初から興味深い内容が多い。

 

いきなりリシャーリソンはイケメンだし、チアゴシウバのコメントは代表としてのプレッシャーを物語っているものだと感じます。

 

一流選手はメディアとの縁は切っても切れないようなものです。

 

一国の期待を受けて戦うのだから、批判は当然なのかもしれません。

でもそれ以上に「代表としての誇り」たる覚悟が感じられます。

 

この時期はネイマールが訴訟やらケガやらで世界を騒がせていた時期。スタッフの焦りようなどを見ていると世界の一流を集めているセレソンの中でもネイマールの影響力は半端ないと感じられました。

 

ネイマールの他にも、ケガをしている選手は少なくないようで
スタッフは事前の計測から所属チームでの活躍も考慮して様々なことに気を配っている様子。

 

代表でプレーしたいという選手の意思だけでなく、ケガが怖いから代表召集を嫌がるチームの不安。

 

それらを少しでも減らすために代表チームのスタッフの努力は計り知れないと思います。

 

ネイマールが事件に対して全て本心で語っているかはわからないけど、なんにせよそのこともあり、ケガもして、それでもなお練習を再開して10番を背負って試合に出るネイマールのメンタルの強さたるや、すごいなと。

 

日本人はよくメンタルが弱いと言われますが、この作品では宗教に対するブラジル人の意識などにも触れています。

 

次回はそれらの点にも触れて考察していこうと思います!
読んでいただきありがとうございます!!

 

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